災害の中に見つけた小さな命 (昆虫)
夕方、今日の土砂の取り除きが一段落したので畑賀の川沿いを少しばかり歩いた。
家の前の畑賀の小さな河原は濁流により姿を変えた。その中でけなげに生きようとする小さな命を見つけた。ほんの少しばかり残った笹の葉や小さな花にトンボや蝶を見つけた。今回大きな犠牲を出した畑賀地区の人達にもほんの少しばかり、心が安らぐ瞬間。この爪痕は災害の中で畑賀の人たちの結束と勇気と優しさを見たような気がする。
笹の葉に小さなイトトンボを見つけた。
一握りの草むらに隠れたバッタも飛び出てきた。
ムラサキ色のシジミチョウ!以前より美しく見える。
追伸畑賀地区の中ではほぼ水道等は使用可能との事。電気もほんの一部を除いて電気は来ています。
しかしながら一部の家は土砂でエアコンや風呂(給湯器)が被害を受け使用できない方も多くみられます。
早い道路(本道)復旧が待たれます。今だ爺さんの家の前の海田方面から畑賀を抜けて府中方面に抜ける道路は通行止めです。
羽黒トンボ
大雨の影響か、川辺の水生昆虫も今は岸辺の家の庭先に避難しています。
爺さんの家の庭先にも3匹の羽黒トンボが羽を休めていました。
。文献によると「科 カワトンボ科 属 アオハダトンボ属 和名 ハグロトンボ 学名 Calopteryx atrata
真っ黒の翅が、薄くらい藪や川のほとりをひらひらと飛んでいる姿が不気味です。本州から四国・九州まで広く分布しているトンボです。俗にオハグロトンボと呼ばれてたりします。5月下旬から出現し、11月ころまで見られます。カワトンボの中では生息期間が長いほうです。羽化した個体は集団で群れて生息しているのをよく見ます」とある。
上の写真は雄のようです。尾の色が青色で鮮やかです。
この写真の羽黒トンボは雌のようですね。
Tさん電話有難う。朝から家の前のかたずけ等で近所の方他大勢で掃除やどろ、草木、流れ出た汚物の片づけに追われていました。昼過ぎにやっと一段落しました。まだまだこれからですが頑張ります。
尚我が家はほとんど被害は無く、被害にあわれた方はこれから大変です。畑賀の川辺の家は今大変な状況です。
(写真は掲載しません)
シヤラノキ(夏椿)
今年も猛暑か?通常は6〜7月に咲く花、夏椿が開花し始めました。
文献によると「寺の敷地内に沙羅双樹(サラソウジュ)として植えられることが多い。仏教では釈迦が沙羅双樹の下で涅槃に入ったとされている。日本では夏椿(ナツツバキ)がこの沙羅双樹(サラソウジュ)と誤認されたという。
別名を沙羅樹(シャラノキ)という。俳句では「沙羅の花」が夏の季語である。」とある。
此の花も蕾から花へと開花する。何時見ても綺麗です。綺麗な花ほど短命です。1〜2日で色が変色して花は落下します。
病人のいる部屋には向かないのも分かりますね。
昨日はまだ蕾でしたが、もう今日には開花していました。何時までも、このままで咲いていて欲しいものですが?